福原正大特任教授による講義科目『グローバル・リーダーシップ』の12月21日（水）の授業では、株式会社丸井グループ代表取締役社長の青井浩氏にお越しいただきました。青井社長は、小売事業及びフィンテック事業を擁する丸井グループのチャレンジを牽引されておられます。本日は、丸井グループの状況や今後のビジョン、そしてまた創業家経営についてのお考えも含めてお話しいただきました。

青井社長は、ご自身の経営の在り方を、「しあわせ」をお客様、従業員とともに創る共創価値経営におかれているとのことです。そうした経営スタイルからCMでもお馴染みの「ラクチンきれいシューズ」の開発が生まれました。また青井社長は、フィンテック事業により、今まで商品提供やサービスを受けられなかったお客様の層も含むすべてのお客様へ価値を提供していくことが目的であると語られました。

ご自身は強いリーダーシップを発揮するタイプではないとおっしゃいましたが、「過去から未来へ繋いでいく責任を強く感じ、自分の利益ではなく皆のためを常に考えている」と話されている姿には、まさに価値共創の核として自然に人心を集約していくような青井社長のリーダーシップのあり方を感じることができました。

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