2017年05月08日
セミナー告知
ビッグデータの活用先として人工知能(AI)が注目され,機械学習法を用いたAI開発が盛んに行われています.その中でもディープラーニングはデータの内容について一切知識を持たない技術者でもコンピュータに学習をさせることが可能なので,世界中のITベンダーでよく用いられるようになりました.しかし,このような便利な仕掛けにも問題点はあります.たとえば,ディープラーニングの場合,「なぜAIがこの答えを導いたのか」という理由を知ることができません.つまり,回答を導出するメカニズムがブラックボックスになってしまいます.そのため,人間の経験,データ分析を通じて得た知恵など,いわゆる「ナレッジ」をAIに反映することは困難になります.
今回の共同セミナーは,機械学習だけに頼らずビッグデータとナレッジの両方を反映するAI開発を実践しているデータサイエンティストをお招きし,現在開発している製品を例にして,データ解析を通じたナレッジの構築と構築したナレッジのAIへの導入について講演していただきます.他にも,AI開発に求められるデータサイエンス力に関する講演や,金融データベンダーにおけるAI活用のための取り組みの紹介などを予定しております.
■開催日時:2017年6月19日(月) 18:00 ~ 20:45
■会場:一橋講堂 中会議室1~4(千代田区一橋2-1-2学術総合センター2F)
■参加費:無料
■主催:株式会社QUICK,一橋大学大学院国際企業戦略研究科 金融戦略・経営財務コース
■特別協力:株式会社アナザーウェア
会場:中会議場3,4
1.QUICKブース
2.一橋ICS金融戦略経営財務プログラム個別相談会
会場:中会議場1,2
18:30 ~ 20:30 講演会(詳細は下記プログラムをご確認ください)
※定員120名(先着順)
お申込みは締め切りました。
18:00~ 開場(受付開始)
18:30~ 「AI開発のためのデータサイエンス力とは?」
19:10~ 「ニュースをトリガーにしたAI株価変動予測の可能性」
20:00~ 「AI時代における金融情報ベンダーの役割」
20:30 講演終了
20:45 閉場