2018年08月07日
セミナー告知
主催:一橋大学大学院 経営管理研究科
最初に、本プログラム教員でありスカイマーク会長でもある佐山展生客員教授が、「「日常の延長線上に『飛躍』はない」-スカイマーク、定時運航率日本一への軌跡-」と題して基調講演を行います。佐山教授は本プログラムの教員であると同時に、エクイティ投資を行うインテグラルを創業し、経営危機に直面したスカイマークを支援し、現在は同社の会長も務めています。スカイマークへの出資やその後の、PMI(ポスト-マージャーインテグレーション)について講演します。
続いて、本プログラム教員の野間幹晴准教授が「M&Aと会計基準:のれんの償却が企業行動に与える影響」と題して講演を行います。国際会計基準でものれんの会計処理の変更が始まりましたが、のれんの償却と企業行動について講演します。国際会計基準ではのれんを償却する必要がないのに対して、日本基準ではのれんの償却が要求されていました。このため、日本基準ではM&A後にのれんの償却に伴い費用が増えていましたが、国際会計基準でも同様に費用が増加することが予測されます。
後半は、「M&A戦略成功のための方程式」と題し、パネルディスカッションを行います。パネリストは佐山教授に加え、加藤雅也氏(株式会社KPMG FASアドバイザー、元日本板硝子株式会社 執行役員、社長付特命プロジェクト担当)、モデレーターはKPMG FAS代表取締役パートナーの知野雅彦氏がつとめます。武田薬品によるシャイアーの買収や、東芝メモリの売却など、日本企業が関連するM&Aが増加しています。こうしたM&Aを成功に導くための方程式について、議論します。
業務でM&Aに携わっておられる方、経営企画などの部署で企業の持続的成長への課題をご検討の方、これからM&Aに関わる業務につかれる方、また広くM&Aの戦略的な活用をご検討なさりたい方など、多くの方にとり大変に刺激的で興味深いセミナーとなることと思います。
みなさまの参加申し込みをお待ち申し上げております。
日時:2018年10月3日(水) 18時 - 20時30分
会場:一橋講堂 (学術総合センター2F : 千代田区一ツ橋2-1-2)
協賛企業:株式会社ユーザベース
参加費は無料です。
17:30 ~ 開場(受付開始)
18:00 ~ 18:10 開演・挨拶 一橋大学大学院経営管理研究科教授 伊藤彰敏
18:10 ~ 19:00 基調講演「「日常の延長線上に『飛躍』はない」-スカイマーク、定時運航率日本一への軌跡-」
講演者
佐山 展生 (一橋大学大学院経営管理研究科客員教授、スカイマーク株式会社代表取締役会長、インテグラル株式会社代表取締役)
19:00 ~ 19:30 講演2「M&Aと会計基準:のれんの償却が企業行動に与える影響」
講演者
野間 幹晴 (一橋大学大学院経営管理研究科准教授、一橋大学大学院フィンテック研究フォーラム代表)
※プログラムが追加になりました
19:30 ~ 20:30 パネルディスカッション「M&A戦略成功のための方程式」
<パネラー>
(元日本板硝子株式会社執行役員 株式会社KPMG FASアドバイザー)
佐山 展生
(一橋大学大学院経営管理研究科客員教授、スカイマーク株式会社代表取締役会長、インテグラル株式会社代表取締役)
<モデレーター>
知野 雅彦 氏
(株式会社KPMG FAS 代表取締役パートナー)