2021年07月27日

プレスリリース

横内准教授が不動産価格 推定エンジンの高度化を目的とした産学連携を開始 ~アウトプットの解釈性・信頼性を高める説明可能AIの研究~

国立大学法人一橋大学(以下「一橋大学」)とSREホールディングス株式会社(以下「SRE HD」)は、AIソリューション・ツールの拡充および機能強化に向けたさらなるプロダクト開発力強化のため、「説明可能AIによる不動産価格推定の研究」をテーマとする産学連携共同研究を開始します。本研究は、一橋大学大学院経営管理研究科 横内大介准教授と取り組みます。横内准教授はデータサイエンス、統計科学を専門とし、最近では説明可能AIの研究に従事しています。

 今回の共同研究では、不動産の価格が市場において決定されるメカニズムをデータサイエンスにより可視化することで、不動産価格の推定結果の解釈性および信頼性を高める説明可能AIの実現を目指します。この取り組みにより、説明可能AIの導入を推進する金融領域をはじめとして、不動産価格推定エンジンの適用領域の拡大が期待できます。

 ・SREホールディングス株式会社 告知ページはこちら 

一橋大学大学院経営管理研究科 横内 大介 准教授コメント

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不動産業界の先頭で不動産テックを強力に推し進めてきたSREホールディングスと共同研究ができることを大変光栄に思っております。我々が得意とするサイエンスの視点に基づく探索的データ分析とSREホールディングスの卓越したデータエンジニアリングの力を融合して、ぜひ次世代の説明可能な不動産価格推定エンジンの開発を実現したいと思っております。